水間鉄道に乗って終点の水間観音駅に着いた。駅も独特の建物だ。何でこんな駅名でこんな建物なのか、わかると思う。
駅から歩いて10分ほど、渓谷とともに塔が見えた。これが水間寺、通称水間観音である。
境内は広い。この大きな建物が本殿だ。
塔は三重塔だった。後光を受けて建つ三重塔、神々しく見えた。
さて渓谷にも侮れない場所がある。滝があるのか、行ってみよう。
矢印の方向に滝がある。見下ろしてみると、
ああ、この滝かあ。
なるほど行基さんが絡んでるんだな。ここで現れた仙人が持っていた仏像を受け取り、それがこのお寺のご本尊になっているのか？行基は近鉄奈良駅前に銅像があっておなじみだが、こういうところに絡んでいることを初めて知った。
終点の駅のそばに大きな鳥居がある。この先に目指す神社がある。
神社までの道にある家や店の玄関には「笑門」のお札が飾られている。
10分ほど歩き、「笑門」の大きなゲートが見えた場所の左にあるのが、
多賀大社である。
入口にある橋。ここは渡ることが可能だが、こんなに丸いと登れても下りは滑る。みんな腰を低くして渡らざるを得ない。
この神社は大きなところで、立派な神殿が鎮座している。
参道には多くの店もあるし、正月の初もうでなんか雰囲気よくていいのではないか、そして「笑門」のお札をもらえば1年ハッピーさ。
北海道から東京・北陸経由で戻った翌日、仕事を終え、近くの草津駅で前日までの切符を清算することとなった。払い戻しをおこなうみどりの窓口は行列していた。ほとんどの客が東海道新幹線の払い戻しだった。
まず美瑛駅で購入していた東海道新幹線の特急券・グリーン券・乗車券は、JR東海の東京駅で不乗証明(便宜証明書)をもらって、旅行中止による全額払い戻し。
サンダーバードについては事故列変による不乗証明(前の列車に乗車)を京都駅で記入してもらい、利用できなかったグリーン券は全額、特急券は予定した列車に乗れなかったため半額(700円)払い戻し。
合計24330円をキャッシュで確保した。この日の夕食は近江チャンポンにチャーハンと唐揚げを付けてもおつりが出た、当たり前ではあるが。
以上で2023年夏の北海道旅行はおしまいである。
美瑛・富良野の風景をお見せしている「美瑛富良野写真館」での2023年夏の画像は、時期も時期なので来年以降公開する予定である。
北陸新幹線「かがやき」は定刻で金沢に到着した。金沢で「サンダーバード」へ乗り換えるが、ここが大変なことになっていた。
サンダーバードのホームは人で溢れかえっていた。自由席は行列。サンダーバードは台風の影響と途中区間で電力不具合が発生したためダイヤが大きく乱れていたのである。
10分ほどの接続で48号に乗る予定が、次にやってくるのが1時間40分遅れの２本前の44号。その次の46号は運休という、そして48号はこの時点で1時間以上の遅れ見込み。このまま48号を待ったら京都で最終電車に間に合わない可能性があった。そのため44号に乗った。グリーン車乗車予定だったのでグリーン車のデッキに立ったもののここも人がいっぱいだ。京都まで立ちんぼで行くしかない。
途中大きな遅れは発生せず、22時40分に京都駅に到着。やれやれ、東海道新幹線でもこの時間には戻ってこれなかったかもな。自宅には午前様にならず戻ることができた。
しまやん
しまやん徒然旅日記 