車庫が見えた。あの電車は時代物だろうなあ。
大きな車庫が見えれば、大きな都市に到着のこと、アムステルダム中央駅に到着した。
ところで右側に写っている列車、さっきから気になったので撮りに行く。オランダに最近できた高速線を走る列車。残念ながら追加料金を払わないと乗れないのだ。パリからのタリスを補完する形でオランダの高速列車としてこれから活躍するのだ。
今週月火と大阪へ出張だった。そこで「私用都合」につき日曜日に大阪入り。梅田のホテルに荷物を置き、阪急電車に乗って向かったのが「嵐山」である。
とにかく人の多さには参った。乗り換えの桂駅のホームから人人人・・・・。店に入るまでの余裕なし。私のようにみんな好きなんだな。渡月橋を渡ると歩行者天国だが、ご覧の有様。
ああ、そうそう。一応出張ついでなので、カメラは機内食などを撮るサブ機のコンパクトカメラであるのでご了解願いたい。本当にデジタル一眼持っていってたら、これはすごかったろうね。
人ごみを避け、住宅街を歩く。とにかくうらやましい。この周辺の家には必ずモミジやカエデの木があって彩っている。あと桜もあるんだろうなあ。季節感を味わうなら嵐山へ住むことだ。工事現場の裏から見た料亭も見事に紅葉の森である。
天龍寺へ向かう参道にて。
松厳寺の紅葉。立ち入り禁止なので門の傍から。
再び天龍寺の参道。紅葉の森を見つけた。
息をのむ。見上げれば「秋の色」。黙って見ているだけでいい。今までにない秋だ。
場所は変わり、二尊院を訪れた。ここも行列である。
残念なことに3時過ぎで西側に山が迫る場所なのでいい光を見せてくれなかった。
この門から見える紅葉の風景。今秋のJR東海の広告の場所だ。
「紅葉は、旅の入り口にすぎませんでした」。。。これを入り口としたら、もったいないね。
こちらも別バージョンで広告に出ている。東京駅はこの風景ばかりだった。
そして落柿舎の柿も見事だ。
愛宕神社の紅葉。大きな木だ。
阪急電車の秋の嵐山はここ、清涼寺だった。
奥に見える紅葉が光った。これがラストチャンスだ。宝筐院である。
ほんの数分だった。秋が輝いた。紅葉の庭が。
ありがとう、嵐山の秋、京都の秋。この旅が入り口となりますように。
ブリュッセルから乗ったインターシティ車内の広告。
オランダ鉄道(NS)はオランダ五輪委員会のオフィシャルパートナーらしい。このインターシティーに乗り、ブリュッセルからユーロスターに乗ればロンドンまで最短5時間。ロンドンオリンピックへの足として宣伝しているのである。
列車はロッテルダムに到着。ここで降りる。降りたついでに五輪特別塗装の列車を撮っておく。
※「Hispeed」はオランダからの国際列車インターシティのブランド名である。国内のみのインターシティと区別するためと思われる。通常インターシティは国内運行の特急列車を差すが、オランダ・ベルギー・ルクセンブルクはベネルクスという名前で統合されているのでインターシティとなるのだ。ちなみにオランダへ乗り入れているフランスからのタリスとドイツのICEにはこの名前は付かない。