新天町

福岡に戻り、場所は天神の新天町。ここは20年たっても変わらない。夏になると博多祇園山笠の飾り山が展示されている。この時計も変わらない。

どんたく前で、商店街はどんたく一色だった。飲むところがなさそうなので中州へ移動する。

 

 

 

 

鉄道の街

最後は駅の隣にあるこのビル。旧国鉄九州総局、そしてJR九州の本社ビルだったところである。

門司は昔からの鉄道の拠点。国鉄時代はここが九州の鉄道の拠点だった。JRになってから本社を博多へ移したかったが、技術拠点であり博多へ移動するには大きな金銭負担があることから、しばらくは博多と門司港で本社機能を分けていたのである。

入口から見えた、中に入れそうだったので撮ってみた。立派な鎧である。この日は5月。

懐かしい門司港だった。タイムトリップだった。再び電車に乗りもと来た道を博多まで戻る。

 

 

 

 

船の街

駅は近いがまだ見るところはある。これは三井倶楽部。船員倶楽部だったようだ。この中のレストランは有名なようで、一度は入ってみたいところだ。

おお、これは立派な保険代理店だ。ロイズの代理店だよ。イギリスへ行ってなければ通り過ぎるところだ。

海へ出た。関門橋の下を大型客船が通っていく。客船を見たのはここでは初めてだな。

 

 

 

 

門司の名物

港に近づくと、おみやげ屋などが並ぶ観光客が一番集まるところだ。

ところで、門司では最近焼カレーが有名だという。でも元祖はバナナだろう。1月に訪れた台湾の基隆から運ばれたバナナはここ門司で受け入れられていた。バナナのたたき売りも有名だ。バナナのデザートって少ないのか、何か食べていきたかったが見つからない。仕方がないのでこれで我慢する。

でも福岡の土産は「めんたい」でしょう。

 

 

 

 

港岸の古い建物

これからが門司港の観光地となる。私もこの場所はよく知らないが、目立たなかったんだろうなあ。

この橋は跳ね橋だ。橋が上がっていたのはトロッコ列車から見た。

これは旧門司税関。

高層マンションの前にあるこの建物、昔は何なのか分からないが、今は図書館なんだそうな。

傍をトロッコ列車が過ぎて行った。

 

倉庫街とタワー

トロッコ列車の踏切を渡り、倉庫の間を歩いていく。

倉庫街を過ぎると、ものすごく背の高いビルが迫って来た。

これは門司で一番背が高い高層マンションである。上には展望台があり観光客も登ることができるが、人が住んでいるところに登るって、ちょっとね。ちなみに設計は黒川紀章だそうな。こんなの必要なのか？？

展望台には登らず、近くの駐車場にあった西鉄の路面電車を撮っておく。

 

 

 

 

古きものを訪ねる

老松公園を過ぎ、大きな通りにさしかかる。目の前の青い壁、イルカか？ここは国道2号線関門国道トンネルの九州側である。下関へ向かう車で渋滞している。

国道沿いの古い民家、と思ったら酒屋だった。ここで酒を作っているようだ。

NTTの建物、これも古いらしい。

そして目の前を、さっき乗ったトロッコ列車が過ぎて行った。

 

 

 

 

黒猫のベット

栄町銀天街と中央市場を通り過ぎ老松公園へたどり着いた。ここには先に門司鉄道記念館にあった赤い機関車が保存されていて、幼いころよく見に行ったものである。

ん？あそこにいるのは猫だな？？

土嚢のベットで昼寝中のところ失礼、目が覚めてしまったようだ。気持よさそうである。

 

 

 

 

栄町銀天街と中央市場

久しぶりの門司港であり、街を歩いてみることとする。観光地は後回し、まずは昔歩いた商店街を歩く。海外の船が出入りしていたころは栄えていたのだろう。店は半分くらい閉まっている。

大衆向け食堂と書かれている、もちろん閉まってる。

銀天街を通り過ぎ、中央市場へ行ってみた。先へ進むにつれて、店は閉まりまくりである。時が止まったかのようだ。

 

九州鉄道記念館

トロッコ列車で門司港駅へ戻ったが正式な駅名はこの建物、九州鉄道記念館である。初めてなので行ってみる。

外で展示されている車両を見ているだけでも面白い。「かもめ」「あさかぜ」などを引っ張ったSL C59。

関門トンネル開通時に使われた電気機関車。

九州で電化が始まった時の電気機関車。後でご紹介するが公園で展示されていたこの機関車、大事に保管されるようになってよかった。

旧式のディーゼルカー。

九州では国鉄色を見かけなくなった、貴重な特急電車。

最後は、1月に乗ったぞ。寝台電車。